【コスパ系】英検5級と4級では「でる順パス単」買わなくてよかった
英検を勉強するときに、必ずおすすめの参考書として紹介されているのが「でる順パス単」という単語帳。
最新5年間の出題データ分析によりでる順で単語が掲載されており、英検受験者必須の参考書と紹介されています。
私も息子が初めて英検5級を受験する時はそういうものかと思って購入しました。
たしかにでる順A~Cに分かれていてわかりやすいです。
しかし結論から言うと、英検5級と4級では買う必要なかったと思いました。
英検5級と4級の英単語の勉強方法
まず、そもそも5級レベルでは英語の単語は「table」「notebook」「soccer」など英語を勉強したことがない子供でも、知ってる、聞いたことがある単語が多いという前提があります。そのため、特に名詞ではわざわざ赤シートで隠して覚えるほどの単語はそれほど多くありませんでした。
しかし、やはり初めて見る単語もあります。その場合は、英検過去問の問題文の文章をまるごと覚えてしまいます。
英検の過去問とは、パス単と同様に鉄板で紹介されている過去6回全問題集。
こちらの過去問の問題文を繰り返し音読します。
この方法は特に前置詞と動詞がわかりやすいです。
例えば「on」という前置詞の場合、パス単では
on ~の上に
と載っています。
これを子供に
「onの意味はわかるかな?なになにのうえにだよ」と教えても
英語初心者の息子は「はぁ....」とポカン顔。
なになにってなに?という感じです^^;
それよりも英検過去問の一文をそのまま覚えます。
A cat is on the piano. (ネコがピアノの上にいます)
cat、on、pianoの3つの単語がこの1文で覚えられますね。
また最初はcatではじまって、on がpianoの前につくんだな、と単語の使い方や順番にも慣れます。
さらに一番最初の文字は大文字なんだな、最後に.(ピリオド)がつくんだなということも見て覚えます。
文章を丸ごと覚えることで文法もなんとなく理解できるんですね。
これを繰り返し繰り返し音読すると、英文を読んだときにその絵が頭の中にイメージできるようになり、これが単語ひとつひとつ暗記するよりも大いに理解に役立つと思います。
動詞も同様で、例えば「take」などは単語として単独で覚えるのは初心者のこどもにはわかりづらいです。それよりも文章ごと覚えます。
▼5級で頻出の文章
「Let's take a picture here.(ここで写真をとりましょう)」
「Please take off your shoes.(靴を脱いでください)」
この2つの文章はもう何回読んだことか・・・子どもたちは勝手にリズムに乗せて普段から口ずさむほどでした^^
英検5級~4級では過去問と同じ問題が何度も出題されます。そのためこの勉強方法は特に5級そして4級までの受験ではよいと思います。
ただし3級から先は単語の数も多くなり過去問だけでは取りこぼす単語もあるため、高得点での合格を目指す場合はパス単での勉強は有効だと思います。
コスパ重視の方へおすすめ
そんなわけで、我が家では5級、そして4級でもパス単を念のため買ったものの、ほぼ使うことはありませんでした。そして逆に、過去問問題集はもう何度も何度も、本ごと丸暗記するほど使い込んでぼろぼろになりました。
cp-learning-english.hatenablog.com
コスパよく英検受験に取り組みたい場合は参考にしていただけたら幸いです。
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