本のレビュー「英語で一流を育てる 小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める家庭学習法」
おうち英語といえば廣津留真理さん。娘さんのすみれさんがハーバード大を主席卒業していることでも有名です。
先日著書のこちら↓を読み直しました。
2017年発行と少し前の本ですが、私は息子たちが小学校低学年の頃に一度読んだことがありました。
そのときは我が息子たちの幼さとつい比較しては「へぇーー?たまたま成長の早い女の子だったからでは?男の子でもそんなにうまくいくかしら?」などと、つい意地悪な感想が浮かんできてしまっていました。
でも後半の実際の勉強法の紹介を読むと「家でそんな感じで勉強すればいいんだ、それなら私でもできるかも?」と思えるほど具体的でわかりやすく、イメージが変わりました。
前半のハーバード推しと、幼児期からの早期教育推しには少々気後れしてしまうところがあるのですが、でも間違いなく"家で親が子供に英語を教える"という気づきを私に与えてくれた本であり、遅ればせながら(小4から)我が家でもおうち英語を始めたきっかけになりました。
今回、なぜもう一度読もうと思ったかというと、長男の英語の勉強方法がここ2年弱で全く変わってなく、次のレベルに向けてなにか他にやるべきことがあるのでは?とヒントを見つけようと思ったためです。
いいところだけ真似してみる
この2年、私なりに情報収集をしてトライ&エラーを繰り返したことで学んだことがあります。
特にこの手の本を読む時は、
いいと思ったところだけ真似してやってみる
↓
合わない場合はすぐやめる
というフットワークと思考回路の軽さが大事で、しつこく固執せず、一生懸命やりすぎないほうがいいことを学びました^^;
情報収集をしていると、子供にもやらせたくなることが次々と出てくるんですよね。
でも無理やりやらせない、怒らない。
とにかく、子供に合いそうなことを次々試してみる。
マニュアル重視ではなく、自分の子供の意思優先ですね。
この本にもある「長い人生で英語の単語を間違えたことは大した問題ではない。笑い飛ばす余裕を持つ」という一文が胸に刺さります...
また、「今さらやっても」や「もっと早くやればよかった」は封印して、人と比べて遅いタイミングだと思っても、とにかくやってみるのが大事だと思います。
我が家が実践していること
改めて読んでみて、我が家が影響を受けていて実践しているなと思えることは以下でした。
・とにかく英文を音読をする
(英検の勉強方法もこの方法を参考にしています)
cp-learning-english.hatenablog.com
・文法を勉強しない
・英語を書き取りしない
・和訳させない
・一つのことを5分で。飽きる前にやめる
・英作文はテンプレートを覚えて真似する
.....こうやって改めて読んでみると我が家では「〇〇○しない」ばっかり採用してます^^; でも、全て完璧にやるのは難しいので、いいとこ取りで参考にすればよいと思っています。
今回読んでやってみようと思ったこと
・英語は単語が9割
→これは...耳が痛いですが...
単語の暗記は私自身が学生時代からやらなきゃと思いながらも徹底的に取り組めてこなかったことです。自分が苦手なので子供にもやらせてきませんでした。
でも英検3級くらいから過去問の単語だけではカバーできない単語も増えてきたと感じているので、今後は少しずつ取り組みたいと思います。
・英語音読のシャドーウィング、オーバーラッピング
→今は発音についてはあまり指摘せずに、息子の音読を聞き流しています。でも英検では面接もあるしそろそろ気にしたいところ。正しい発音はリスニング、スピーキングにも役立ちますね。
でも息子は指摘されると怒るんですよね。またイチ主婦の私では正しい発音の指摘にも限界があるので、音源を利用するか、オンライン英会話などで指摘してもらうか...方法を考えなくては...と思っています。
・良い英語の本を見つける
→たくさんの英文に触れさせたいのですが、レベルに合っていて且つ子供の興味に合う英語の本を見つけるのがすごく難しいです。
この本では英語の絵本が少し紹介されていますが、我が家では次のステップの本を探す必要があります。これも、せっかく用意したからと無理やり読ませないで次々と探してきて、子供に差し出すことが大事だと思います。
・英語の自己紹介100文
→改めて自己紹介文は英検3級のライティングの練習にぴったりだと思いました。3級では身近な生活に関する質問なので、テンプレートをたくさん覚える練習にもなりますね。
もっと早くやらせればよかったな.....
いや、これからでも遅くないのでやってみます....
廣津留真理さんの本
ちなみにこの著者はほかにもいつくも本を出しています。私も一通り読みましたが、やはりこの本が一番実践的で、具体的で、参考になったように思います。
▼廣津留真理さんのその他の本
いろいろと書きましたが、ここまで徹底的に取り組み、子供に寄り添い、結局は子供への愛情があふれていて、本当に感服。
私にはこの100分の1くらいしか実践できておらず、おそらく廣津留流からしたら周回遅れで始めた我が子のおうち英語ですが、それでも息子が「英語が得意、英語が好き、英語頑張りたい」という気持ちが芽生えてきているその成長ぶりには本当に驚き。
自分の子には関係ないと思っていても、ぜひ読んでみてください。
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