英検対策は1日5分!過去問を声に出して読みまくる!
長男が小4のときから始めた我が家のおうち英語。
せっかくだから目標があったほうが良いかなと思って英検受験を決めました。
でもどうやって勉強したらいいの....?
いろいろと試行錯誤の末に辿り着いた、我が家の英検の勉強法をご紹介します。
1日5分!過去問問題文を音読する
毎日の我が家の英検対策は、「1日5分」過去問の問題文を音読すること。
(試験直前期を除く)
「1日5分」というのは、
5級 10問
4級 13問
3級 15問
くらいの量で、過去問問題集の見開き1ページ程度です。
「5分で15問...?そんなにできる?」と思われるかもしれませんし、
「え、5分だけでいいの?」と思われるかもしれません。
ポイントは「問題を解く」ではなく「問題文を音読する」というところ。
「えーと1番は〇〇という意味だから...」などと一つ一つ問題を解かずに、
親がもう正解を入れた文章を先に音読し、それのあとに続けて子供が音読します。
つまり文章ごと覚えてしまう作戦です。
もちろん、最初は単語帳を暗記しようとしてみたり、文法の解説がある問題集をやってみたりしました。
でも結局、過去問の音読が一番子供が感覚的に英語を習得し、合格に近いと思い、単語帳での勉強もやめてしまいました。
cp-learning-english.hatenablog.com
繰り返し繰り返し・・・読みまくる!
悩まずに、ただ繰り返して声に出して読むだけですから15問くらいはすぐに終わります。終わったら、また同じ15問の2回めの音読をします。
そうするとだいたい5分くらい経過するので、「ハイ、今日の英検勉強は終了」です。
英検の勉強ってそれだけでいいの?と思うかもしれません。
またやはり1ヶ月の勉強期間で合格しようと思ったらそれでは足りないかもしれません。
実は我が家の場合は、1度英検に合格すると、次の回の受験は見送り、その次の回つまり8ヶ月後に受験するようにしています。
英検は年に3回(5月、10月、1月)4ヶ月おきに実施されるので、合格した翌回の受験は見送って、翌々回で受験するという感じです。
そのため次の級の受験までの8ヶ月のうち、最初の6ヶ月間くらいはこの音読を毎日毎日繰り返します。(3級以降の場合はWritingの勉強を付け足します)
問題集の最後までいったらまた最初に戻って2周めの音読を開始します。
これを何度も繰り返し、同じ問題集を何周も何周も音読するわけです。
だんだん読むスピードが早くなる
1周目、2周目くらいまでは読むだけとはいえ初めて見る文章もあり、それなりに時間がかかります。しかし慣れてくるとだんだん読むスピードも早くなります。
最初は5分間で10~15問音読していたのが、その倍くらいの量を音読できるようになってきます。
5回目、6回目になると文章を覚えてきて親が音読する必要がなくなってきます。
さらには、だいたい文章を暗記してしまい、テキストを見るのもめんどうになってきます。
最終的にどんな感じになるかというと、
あーーもう飽きた飽きた!!
またこれ?
あれ昨日と同じところ?
という状態になります。
何回もやってほとんどの問題文を覚えているので毎回またこれ?と思うんですね。
問題集もぼろぼろになります。
そうすると仕上がってきたな、合格が見えてきたなと思います笑
ここまでを試験2ヶ月前くらいまでにできると良いと思います。
試験まで2ヶ月~直前!試験に慣れる
この段階まできたら、今度はホームページに掲載されている直近の問題を印刷して解いてみます。
過去6回全問題集にはその名の通り6回分(3回×2年分)の問題が掲載されていますが、直近の1~3回分は掲載されていませんので、英検のホームページに載っている直近の問題を解くのです。
ここで初めて見る問題がどのくらいわかっているかを判断できます。
また英検1回分をすべて通してマークシート用紙に書く練習も、繰り返しします。
マークシート用紙は問題集についているのでコピーしたり、英検のホームページから本番と同じ用紙のサンプルをダウンロードすることもできます。
このときは1日5分ではなく、英検と同じ試験時間を測ってやります。
読むのはだいぶ早くなっているはずなので、試験時間より早く終わることが多いです。
何度もやるので、親もどれをいつやったかわからなくなってしまうため、日付を入れて管理します。
1日目Reading、2日目Listeningという感じで分けてやることが多かったです。
試験直前の休日はどちらも通してやって、集中力がもつかどうかも練習しました。
最後は間違った問題だけをピックアップして仕上げます。
ここまでくると、子供が「あーもう早く受けたい」という気持ちになります。
それを言い出したら対策完了です!
3級以上は選択肢にあるすべての単語をおぼえる!
英検5級、4級まではこの方法で9割以上得点できると思います。
5級と4級なんて簡単なのにしっかりやりすぎ、と思われるかと思いますが、ここまでやるのはできるだけ100点での合格を目指しているからです。
cp-learning-english.hatenablog.com
ただし、3級になるとこの方法だけではだいぶ取りこぼす単語も増えてきたなと感じました。
そのため3級から先の場合は、設問の正解の単語だけでなく、選択肢にある他の単語もすべて覚えるようにしています。
この音読する方法に行き着いたのは、こどもの「音で学ぶ」感覚がすごいと感じたからです。黙読だけでなく、声に出して読む、を続けることが大事だと思います。またたった1日5分でも毎日続けていればチリツモ効果を実感できる勉強方法です。
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