【コスパ重視なら準会場】英検の本会場と準会場の違い!メリット・デメリットは?
英検に本会場と準会場があるのご存知でしょうか?受験料にもけっこうな差があります。
私も最初はよくわかっておらず、初めての長男の受験のときには普通に個人申込みで本会場受験したのですが、あとになって個人でも準会場に申し込めることを知りました。
我が家では本会場、準会場どちらも受験経験があり、最近はもっぱら準会場での受験を選択しています。実際に体験してみた個人申込みの本会場・準会場受験について、メリット・デメリットを詳しくご説明します。
本会場とは?
英検が用意した会場です。大学や専門学校などが多いですが、コロナ禍ではホテルなども増えたようです。準会場に比べて会場が大きいことが多いです。
受験地域は選べますが、会場は指定されるため自分では選べません。そのため自宅からやや遠い会場になることがあります。また受験票が届くまでどこで受験するかわかりません。
英検のホームページで「個人でのお申し込み」から申し込むと本会場受験になります。
準会場とは?
英検が受験会場として認めた会場のことで、学校・塾・企業などが団体で受験申込をし、その団体の会場で試験を受けます。個人申込ではこの団体の枠に混ぜてもらって受験することになります。
学校や塾の教室で受けるので本会場よりは規模が小さく、少人数のことが多いです。
なお二次試験(面接)は本会場になるケースがあります。
以前はその団体に属していない人は準会場で受験することはできませんでした。ただ昨今はコロナの影響で個人申し込みを受け付ける団体が増えています。コロナの長期化により、今後もますます「準会場の個人申込み」が増えることが予想されます。
英検のホームページで「一般受験者受け入れ団体についてのご案内」から受験したい団体を選び、自分でその団体に直接問い合わせ、申し込みをします。
本会場、準会場のどちらも経験したことがある我が家ですが、最近はもっぱら準会場を利用しています。その理由は以下のとおりです。
準会場のメリット
1、受験料が安い
→安いの....助かります!例えば英検5級の場合、受験料が本会場3,900円、準会場2,500円、その差は1,400円にもなります。また級がすすむごとにその差は更に開き、英検2級になるとその差額は2,400円にもなります。もちろんどちらで受けても同じ試験、同じ合格証書。準会場での受験はコスパ重視の方にオススメです。
なお以下は2022年の検定料一覧です。
受験料が安くても本会場と同様のサービスは受けられます。例えばネットで結果速報を確認することができます。これは3級以上の二次試験の面接がある場合はかなり重要で、一次試験のネット速報で合格を確認できたら二次試験の練習にすぐ入ることができしっかり準備できます。一次試験から二次試験まで2週間位しかない場合もありますから助かりますね。
2、会場、日にちを選べる
→これも便利です!自宅近くに会場があれば選べます。また、自分で会場を選ぶので前後のスケジュールが立てやすく、直前に慌てなくてすみます。
また準会場での受験は同じ時期で、A~G日程まで7日程もあります。自分の都合に合う日程の会場があればとても助かります。
3、(おそらく)確実に実施される
→以前本会場で受験申込みをした際、コロナの影響ということで2ヶ月も英検試験が延期になってしまいました。どうやら予定としていた会場から使用を断られてしまったということです。なお同じタイミングの準会場では予定通り実施されたそうです。外部の団体に貸すのはNGだけど、自分たちの団体はOKという考え方だと思います。団体受験の強みですね。
その2ヶ月後に本会場組も受験できましたがせっかく試験に向けてがんばってきたのにモチベーション維持が難しかったです。
▼英検4級は準会場で受験してきました
cp-learning-english.hatenablog.com
準会場のデメリットは?
準会場に魅力を感じていますが、デメリットもあります。
1、何度も会場に足を運ぶ必要あり
→準会場ではネット支払いや郵送対応をしていない事が多いため、申し込みに行ったり、結果を受け取りに行ったり面倒で、その会場まで何度も足を運ぶ必要があります。
例えば3級以上の二次試験(面接)がある場合は最大で5回行く必要があります。これはけっこう面倒かもしれません... 自宅近くだといいんですけどね。
①申込み、支払い
②受験当日
③問題用紙受け取り(答え合わせしておおよその合否を知るため)
④英検合格証受け取り(3級以上の場合は二次試験案内受け取り)
⑤(3級以上の場合)合格証受け取り
逆に本会場だと、申込みと支払いはネットで完結、行くのは受験日当日のみで結果も郵送で届きます。忙しい方、時間を節約したい方は本会場をおすすめします。
2、希望の会場の枠が少ない
→準会場では基本的に団体の枠があまったところに個人申込みを受け付ける体制のため、枠が少なく、申込み日程よりも早く申込みを締め切る場合があります。そのため英検のホームページで申込開始日をチェックしておき、「受け入れ準会場一覧」が更新されたらすぐお申し込みされることをおすすめします。また地域によっては申し込める準会場がないところもあります。
3、結果を他人に知られる
→準会場の場合、英検結果は団体のところに一旦集められ、そこから配布されますから準会場の担当者の人に合格か不合格かがバレます....これは私も英検を受けたのですが「不合格だったら恥ずかしいな」と地味にプレッシャーでした。ただし合格しているとおめでとうございますと言ってもらえます!
4、会場がせまい?豪華でない?
→我が家の長男、次男が受験した準会場は自宅近くの小さな塾の教室でした。長男の5級はホテルでの受験だったため、最初「え?ここ?豪華じゃないなー」などと言っていました^^; ただ他の受験者の方との距離もしっかり空けていましたし、リスニングの音なども聞き取りやすかったらしく全く問題はなかったです。
▼英検5級は本会場で受験しました
cp-learning-english.hatenablog.com
以上が本会場と準会場の違いです。
コスパ重視の方は準会場、
手続きが面倒な方、近くに良い準会場がない方は本会場がオススメです!
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